アルコール依存症だった私が酒をやめた話

こんばんは。
永井冬星です。

最初はサークラ関西にいて、いまはサークラ関東にいるけどサークラ関西に帰りたくてたまらない、そんな会員です。
冬コミ直前で締め切りに追われてますが書きましたので、お読みください。

私は昔酒が大好きでした。ですがあることをきっかけに辞めました。今回はそのお話をします。

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私は酒が大好きでした。
思い返せば、成人して初めて旅行中に飲んだ日本酒や焼酎がとても美味しくて・・・それがきっかけで酒に溺れていきました。
気づいたらほぼ毎日飲むようになっていました。

真夏の夜に泥酔して寝て起きたら脱水状態で意識がもうろうとしていたり(危ない)、気づいたら寝てて近くに吐瀉物があったり(上同様に危ない)、店で吐いて搬送されたり、人の家で大騒ぎして暴れて人間関係にひびをいれたり、記憶を失って何をしたのか覚えてないことは幾度なく・・・
問題を起こすたびに「自分は自制心や道徳心が欠けているダメな人間なんだ、だからこれからは気をつけよう」と思っていました。
大好きな酒を止めるなど当時は考えることもできませんでした。

そんな中私が酒をやめるきっかけとなる出来事が発生しました。

この時初めて私は気づいたのです。
自制心や道徳心がないのではない、自分はアルコール依存性という病気の持ち主だったのだ!

いつもそうだった。
酒を飲むと気づいたら止まらなくなってしまう。
何かにとり憑かれたかのように飲んでしまう。

なんでこんなことに今まで気づかなかったのか・・・。

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ここからは
■なぜアルコール依存性になったのか
■なぜ辞めることができたのか
■なぜ継続できているのか
■今後どうしていきたいか
を語っていきたいと思います。

■なぜアルコール依存性になったのか
最も考えられる理由は「人間関係が希薄だったこと」です。
大学に入ってからずっと学部になじめず学年にろくに仲のいい人ができず、所属していたサークルではなかなかなじめず、そんな辛さを紛らわしてくれるのが酒だったのです・・・
(いま大学生活を思い返すと、大学時代の思い出の多くが旅行先で酒を飲んだことであった)

■なぜ辞めることができたのか
それはずばり「酒よりも大事なものがあったから」です。
辞めようと思った当初はたまには飲んでもいいかなと思ったこともありました。
しかしあるとき思いました。
「幻覚に過ぎない幸福しか与えてくれないうえに自分の心や体をボロボロにし何度も地獄に落としてきた酒と、どんなに苦しい時にもお前を支え続けてきた存在*1、どちらかしか取れないといわれてもお前は酒を選ぶのか」と。

■なぜ継続できているのか
酒を飲まないことによるメリットがたくさんあるからです。
1)体重が大幅に減りました
https://twitter.com/tosei0128/status/936202029529104385
10月と11月(酒をやめた月)の減少幅を比較すると、2倍近く差があることが分かります。

2)支出が減った
月当たり8000~10000円浮きました。

3)睡眠の質が上がった
酒を飲むと寝つきが良くなるといわれてますが、あれは大嘘です。覚醒効果があり結果的には寝つきが悪くなります。気持ちよく寝たいなら飲まないほうがいいです。

4)集中力や注意力が上がった
5)ネガティブな感情や何かをするのが面倒という感情が薄れた
6)食べ物本来のおいしさを感じることができるようになった
7)酔わないため飲み会でコミュニケーションがしやすくなった

■今後どうしていきたいか
禁酒活動、断酒活動に関わっていきたいです。
サークラ同好会の方でも、進んで企画したりメンバーとかかわったりして、自分のように友達がいなくて辛い大学生がアルコールの地獄に堕ちないようにしたい。そして、本気で禁酒断酒を考えている人がいたら力になりたい。
そのための活動をしていけたら、と思っています。

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最後まで読んでくださった方、堅苦しいお話ですがありがとうございました。
明日は名称未定のユーレイさんです。よろしくお願いします。

*1:好きなキャラクター