この記事はサークルクラッシュ同好会アドベントカレンダー12/23分です
おはようこんにちはこんばんは
かしぱん(@pankashi )です
こっちは去年のアドベントカレンダーの記事です。よかったら去年のも読んでみてください
今年は去年と比べて文章が散逸しちゃった感があります
読みにくかったらすみません
それでは始めようと思います
よろしくお願いします
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自分がつらいとき、その痛みを誰かにわかってほしいと思ってしまう
自分の傷、痛みにしか目がいかなくなり、他人の都合が考えられなくなる
「どうして私のこと大切にしてくれないの?」
それきっと、相手も同じこと思っているよ
まだ僕は子どもだから、他人にも大切なものがあるって気づいていなかった
僕のことや、僕が信じてきたものを蔑ろにしてくるのが、
君の大切なものを守るためだってことを知らなかった
僕も同じように他人を傷つけてしまっているかもしれない、自分(の大切なもの)を守ろうとして
そして、これからもきっとそうして/されてしまう
人は自分の生き方を正当化し続ける
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今年の10月に、2月から付き合っていた恋人と別れました
会わなくても生活ができてしまっていた
近くに住んではいるけど会っていたのは週に1,2回で
LINEも、僕が返信サボり気味だったので向こうに気を使わせていた
付き合っているという手応えが少ないような状況だった
僕と相手ではそういう状況に対する捉え方が違っていたんだと思う
僕はこういう状況に対して「でも別れる理由はない」と考えていたけど
向こうは同じ状況について「だから付き合う理由がない」と感じたんじゃないかと思う
もちろん他にも理由は(いろいろ)あるけど、その違いは大きかったと思う
崩れかけたバランスはふとしたきっかけで保つことを諦めてしまう
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私たちの生活は毎日の選択の積み重ねでできている
朝起きてから寝るまでのあいだ、できることは無限にある
今日何をするかから、1つ1つの細かな身体の動きまで
誰だって、選べない状況よりは選べる状況のほうがいいと言うと思う
(朝起きる時間が決められている平日より、好きな時間に起きれる休日のほうが私は好きです)
でも、選ぶことは意外に消耗する
毎晩の献立を考えるのは結構めんどくさい
結局、楽なほうに流されてしまう
選ばない理由がないものに私は流されてしまう
馴染みのある場所のほうが行きやすい
親しい友人と喋っているほうが気楽
YouTubeの自動再生を止める理由がない
Amazonのおすすめリストを見てしまう
ユーザーストリームで流れるTwitterを閉じる理由がない
自分の部屋で寝転がるのに理由はいらない
人間関係も同じで、
能動的であるより、受動的であるほうが楽である
たまに自分から誘っておきながら、当日になるとそれほど気が乗らないことがある
むしろ、やりたくない気持ちにさえなってしまう
(自分から何かすることの面倒くささ)
だったら流される仕組みを作ろう、
流されることを選べるようにしよう、
能動的に受動的になれるように*1
選ばないで流されることと、選んで流されることは違う
後者は身を任せることになる
自分の欲望を満たすために、自分を預ける
そこには確かに私がいる
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人間関係についても能動的な受動性を肯定したい
単に受け身でいることはマイナスイメージで語られがちだが、僕は受け身でいてもいいと思うから
よくよく考えてみると、会話が話すのと話される(聞く)のを繰り返すように、関係性の中では能動と受動が何度も入れ替わる
興味もない話をずっと聞かされる、あるいはこちらが無理して喋る、のはしんどい
自分がちょうどよく喋れるような会話は心地がいい
いい関係性を感じられる相手には能動でも受動でも心地よさがある
というより能動の中にも受動が、受動の中にも能動があるように感じられる
相手が待っていることに気づいて私は応答するし
私が待っていることに相手も気づいてくれる
相手のされたいことが私のしたいことになり、私がされたいことが相手のしたいことになる
能動と受動が混ざり合っている状況
少し誘えば乗ってくれるし、誘われたら容易にそれに乗る
それは相手のためにやっていることではなく、自分のためにやっていること
自分のために相手を愛し、相手のために自分を愛する
そういう関係性が、私の思ういい関係性なのかもしれない
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私もあなたも、もう大人だから、どこかへ行くことも行かないこともできて、一緒にいることもいないこともできるの。それってとっても愉快で、とっても寂しいことだと思わない?バーヨコハマ/姫乃たま
好きな歌詞です
選ぶこともできるし、選ばないこともできる
その選択を自分のために行使すること
それは愉快で、とても寂しい
でも、それがいいね
私(の好きな人たち)が、幸せでありますように
幸せになろうな
*1:この考え方は私が同好会をやっていく上でよく考えることです