転職失敗しました

先日あった会誌編集おつかれさま会で「東京に転職しま〜す」と言いましたが、転職失敗しました。すみません。

 

12月になって現職に転職報告に行って、引き留めにあった。勢いだけで進もうとしていた転職に水をさされ、一瞬冷静になってしまってしまったのがいけなかった。

 

転職衝動の根本にあるものを冷静に腑分けすると、仕事上の不満不安と、実家から出られないことへの憎しみであったのだが、仕事上の不満不安については、私の職業選択によるものではなく、仕事で成果をあげていないことによるものだといえる。よって転職しても解決はしない。そして、実家から出られないことへの憎しみは、つまるところ私の心的現実の問題であり、これも転職しても解決はしない。

 

上記の理由で、転職をやめ、しばらくは地元で働き暮らす運びとなりました。

 

総括すると、私固有の傷つきが、私の日常の感情と選択に強い影響をもたらしており、また、私の感情と選択は社会通念上認められる合理性を欠いている可能性があることがわかった。(こういう書き方になること自体、そのことを物語っている)他方、私は私固有の傷つきが私にこれほど大きく残存し影響を与えていることに愛着と安堵をおぼえてもいる。転職するもしないも、どちらも私の傷からみれば理解可能である。私は今後も自分の固有な傷とそれに伴う感情と選択の問題について取り組まないとどこへ行ってもずっと傷つき続けるんだろうなとおもう。