「自己啓発セミナーinサクラ荘」で「放課後当事者研究」をやりました
ホリィ・センです。
5月10日と5月13日に「自己啓発セミナーinサクラ荘(サークラハウス)」をやりました。タイトルだけ見ると超アヤしげですが、それはまあネタ振りということで、実際はこんなことをしましたという話。
べとりん氏の主宰している
の手法を借りまして、「放課後当事者研究」をやりました。
実際にやってみないと詳しい感じは掴めないかと思いますが、ざっくり言えば、「何らかのテーマに関してみんなで話し合い、人それぞれの考え方や感じ方の違いを知ることで自分のことをよりよく知る」みたいな感じです。
一応、新入生向けということで、「はじめてのコミュニティに入るとき」というテーマで、「初対面の人と話すときにどうしてますか?」といった感じの質問から始めていきました。
28人ぐらいいたんで、なんとか4チームに分けて実施しましたが、どこもイイ感じだったようですね。「自己啓発」できたかは知りませんけど、大学生として開かれた世界に出ていく際に、自分だけの視点で自分で考えて動くのはみんな難しいものです。他の人がどういう視点を持ってるかを知る良い機会だったんじゃないでしょうか。
「放課後当事者研究」はネタ抜きでめっちゃオススメの手法なんでみなさんもぜひぜひ実践してほしいですね。普通に楽しいですし、自分のことや他人のことをよく知れます。実際のとこ、サークラ同好会の例会でも今後何度もやると思います。
次回の例会は20日らしい。マジか。
新歓中間報告と読書会など
ホリィ・センです。久々にこっちのブログ書きますね。
4月の新歓が終わり、残すところ最後の新歓イベントだけとなりました。それが「自己啓発セミナー」です。
サークルクラッシュ同好会新歓イベント「自己啓発セミナー in サクラ荘(サークラハウス)」やります! 日時は5月10日(日)(14時に京大クスノキ前集合)と5月13日(水)(18時半に京大クスノキ前集合)です。(画像2枚) pic.twitter.com/VALdFHzkll
— サークルクラッシュ同好会 (@circlecrush) 2015, 5月 8
サクラ荘というシェアハウスを作ったのも含め、カルト新興宗教感たっぷりでお届けしたいと思っています。普通に新入生だけでなく上回生の方や他大の方、大学生以外の方も歓迎しますので、気軽にクスノキまでお越しくださいな。
今年の新歓も新入生(2回生以上が多い)が10人ぐらい入ったみたいなんですが、まあメーリスに登録したら入会って感じですからね。テキトーですね。最近はメーリスも流行んなくて、LINEグループも活性化しているなど。
入会した方も入会してない方も気軽に例会にお越しください。毎年、例会で初めて来るという方も多いんで、年がら年中会員は募集してますよ。会費もないんで、入会にデメリットはほぼないです。
さて、最近はサークルクラッシュ同好会で読書会を始めました。何を読むかみたいなのは紆余曲折あったんですが、最終的にアーヴィング・ゴッフマンの『行為と演技――日常生活における自己呈示』を読むことになりました。
行為と演技―日常生活における自己呈示 (ゴッフマンの社会学 1)
- 作者: E.ゴッフマン,石黒毅
- 出版社/メーカー: 誠信書房
- 発売日: 1974/11/20
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 13回
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これは人間の相互行為を「演劇」として捉えた本で、まあざっくり言うと日常のコミュニケーションって割とみんなメタ視しながら演技としてやってるよね、っていうのをいろんな例を挙げて分析した本です。
一応読書会には「集団・組織論読書会」って名前がついてるんで、まあこのあたりの本になるのは妥当でしょう。「次はドラッカーのマネジメント読むw?」みたいな会話を友人としてました。あながち悪くないと思う。
ちなみに、この読書会、当該の本を大量に用意しておいて、しかもその場で読むという形式なので飛び入りで参加できます。その場で読んでは内容を確認し合う、みたいなのをひたすらやるだけです。ちなみに第1回が最近ありましたが、40ページぐらい読みました。サークラの人がみんなゴフマンの概念知ってる状況を想像するとなんか面白いな。
ホリィ・セン的には「ジェンダー論読書会」もしたいなあとか考えてるけど、時間が足りない……という感じです。誰か主催してくれんかなー。
あいのむきだし
こんにちは。おはつにおめにかかります。雪原です。
2月の22日は午後2時から園子温『愛のむきだし』の上映会が第4講義室でひっそりと行われました。
ひらがなで書いてみて思いましたが、あい、というのは五十音順の最初の二文字ですね。いやべつにだからどうというわけではなく…。
4時間の長丁場でしたがシーンごとの演出がはっきりしていてテンポもよく、わたしは最後まで飽きずに見れてしまいました。気になる方は観てみてください。
前半はどろどろの人間関係でしたが、後半から思いがけずアクションに突入しあれよあれよというまにラストシーンになだれ込んでしまいます。といいますか、後半の展開を知らずに上映してしまい、ちょっとまさかこんなはずでは…と企画者本人が頭を抱えてしまいました。
個人的には、
「変態なりにちゃんと生きてる!」
のセリフがよかったですね。そうです。ちゃんと生きることが大事なのです。
こう言うと、二股も三股もかけるサークルクラッシャーは「ちゃんと生きてない」と思われそうですよね。でも、、そうでしょうか。股をかけないためには相手を選ばなければならないし、相手を切り捨てなければなりません。切り捨てるというのは、心のなかでそう思うのではなくて、相手があなたに抱く期待を具体的に拒否しなければならないわけです。拒否には理由が要ります。その理由は…それは、往々にして、別の相手があなたに抱く期待、ではないでしょうか。そして、その相手の期待を特別視する理由は、あなたがその相手の期待を期待している…これでは、独りよがりと何の違いがあるでしょうか。
すべての期待に応えることができない以上、どこかで妥協は必要です。しかし、この妥協のさもしさに気づき、それを許すことができなかったとき、自分ではちゃんと生きようとするつもりが、事態をますます悪化させてしまう。ちゃんと生きるということは、難しいですね…。
結局本作は、母の期待に応えることがちゃんと生きることである、ということに気づくところにカタルシスがあるのでしょう。でも、それではコイケさんはファロスに負けてしまったことになるでしょう。ここはぜひ、コイケ視点でもう一度脳内再生して、どろどろ具合を堪能してください。
それにしても、なんと言いますか、勃起は決して正しい相手にあなたを導いてくれるわけではないと思います…男性諸氏。
2/18 活動報告
平会員のにしなんとかです。こういうブログ編集のような仕事もどんどん下に引き継いでいこうという話になり、とりあえず僕が活動報告を書いてみますよ。
参加者は新しくやってきたのが2,3人で後はいつものメンバーといういつもと似たような感じでした。全部で10人くらいとちょっと少なかったのは春休みだからでしょうか。いつものように話題を適当に決め(後期はどうだったよ、とか)自己紹介。その後全体で追い出しコンパや来年の新歓などについて話し、後は適当に少人数で分かれて色んなことを喋りました。印象に残っているのは、最近はサークラ内にサークラ内で共有できない出来事が起きてるっぽいよね、など。不穏だ。新しくやってきた人の怪しい人間関係事情も面白かったですね。もちろん詳細なんてここで言えるわけないので皆さん安心して例会に来てくださいね。
12/17 サークルを作ろう!
懲りずにホリィ・センです。
今回の例会は「サークルを作ろう!」的なやつでした。学生時代のうちにサークルを作って運営する経験はけっこう貴重っぽいので、やってみるのは良いと思いますね。まじめにやれば人間関係も広がるし。
まあ、サークルクラッシュ同好会的には、新たにサークルができることによって、
・新たな人間関係が観測できる
・あわよくばクラッシュも観察できる
ので、立ち上げを支援するのも全然アリなわけです。
今回は3つのサークル(最早サークルですらなさそうなものもあったけど)について話し合われました。具体的に何かは秘密ですが。
「サークル研究のプロ」であるサークルクラッシュ同好会では、サークル立ち上げの支援もおこなっています。サークルを作りたい方、サークルクラッシュ同好会のサークルコンサルティングにぜひご相談ください。
(たとえば、ホリィ・センもサークル活動は5年目で、新歓も4回やってるぐらいなんで、どうすれば効率的に人を集められるかぐらいは分かります。人を集めた後の「持続可能な活動」や「人間関係」とかも含めてサポートしますよ)
ではでは。
ホリィ・セン
12/7 女装会と忘年会
久々に超まともに活動したんで活動報告ブログ書きます。ホリィ・センです。
京大の11月祭(NF)で会誌を出すのもあって、僕も「忙しい」とかいう言い訳をしてて例会自体がけっこういい加減になってました(ひたすら話すだけみたいな)。
しかし、12月7日。まともに企画して「女装会」というのをやることになりました。というのも、サークラ同好会は恋愛こじらせ勢も多ければジェンダーこじらせ勢も多く、その結果かは知らないですが、女装に興味のある人が多いからです。
「女装会」ということで、筑波大学の男女不問ミスコンに女装で優勝された経験があり、今も幅広く活動していらっしゃるあしやまひろこさんをお呼びしました。
詳しくはコチラ→あしやま ひろこ のウェブサイト
その内容ですが、主に女性陣に服、化粧品等を持っていてきていただきました(ウィッグ持ってきてる男性もいた)。誰が女装するか、メイクを誰がやるか等の相談もしつつ、まずは会員の一人(男性)を使って、普段メイクをやっている女性会員にメイクを実演してもらいました。
まあ、人によって使うものや順番などは違うようですが、大体メモってたらこんな感じでした。
①化粧水を吹きつけて手でのばす
②乳液orニベアをつけてのばす
③下地・ファンデーションの代わりに使えるBBクリームをでこ、鼻、ほっぺた、アゴあたりに乗せてのばす(あんまり押さないで叩く感じ)
④まぶたのくぼみを埋める感じでアイシャドウ(青色とか使う人もいるけど最初は茶色が無難)
⑤アイラインを引く(目の形によって合う形があるので、引き方を変える。例えば、一重だったら横に伸ばして切れ長、二重だったら縦に伸ばしてパッチリ、みたいな)
⑥アイプチ→二重とか奥二重とかになるやつ。目の上に塗って、透明になるまで待つ
⑦ビューラーとマスカラ→ビューラーはまつげ挟んで形を整えるやつ。マスカラはまつげに塗るやつ。
⑧眉毛を描く→平行とか角度とかで印象変わる
⑨チーク→ニカッと笑った顔の盛り上がったところに塗る
テキトーにメモってたので合ってるかは知らんけど。勉強になりました。
そして、あしやまさんは女装のプロということで(?)女装に関して、実際にメイクを実演していただきながら講義していただきました。
京都大学、サークルクラッシュ同好会さんで、女装の講義(?)をしてました! pic.twitter.com/xEev06EFTf
— あしやまひろこ_3日目S01a (@hiroko_TB) 2014, 12月 7
内容は企業秘密もあるみたいな感じでしたので割愛。
んで、服着たり合わせたりウィッグ被ったりでした。
僕も人生初の女装をしましたが、満足度高かったです。本当にありがとうございました。
本当にいろいろ勉強になりました。知識として知るだけでなく(知識としても知らなかったけど)、実際にやると感覚として分かることもいっぱいありますね。月並みなこと言うと、メイクって大変なんだなあとか。
女装会が終わった後は忘年会でした。すき焼きを食べました。楽しかったです(小学生並の感想)。幹事をやってくれた友人(サークラ会員なのか非会員なのかどっちなんだろう)にも感謝。
あとなんか僕は誕生日だったんで祝っていただいて感動して泣きました。いい話だなー。三島由紀夫の『不道徳教育講座』ってのをもらいました。読みます。