例会活動報告 『モテキ』を見たから、その雑感
平部員のよつぼしです。
サークラ同好会でもブログを書くということで、この前の例会で観賞した映画『モテキ』について批評&雑感を書きます*1。
ブログのトップバッターですが、自分がレビュー力あるとか役職があるとか、全然そんなことはなくて、深い意味はないです。
さて、本題へ。
俗な感じがする作品だけに「見たら負けだ」という思いで見ずじまいだったのですが、サークラに関する作品だから観賞しようということで、このチャンス逃したら見ることないだろうなと思い、せっかくなので見ました。まあ、サークラに関係する作品というのは、だいぶこじつけな感じがしますけど。共通項は、モテない男性が女性に翻弄されるところ?
最初に映画の総評を言うと、豪華キャストの上、演出・演技力が高く、笑えるところもあれば緊張する場面もあり、最後まで見れるんですけど、ところどころ行動の心理的な根拠がよくわからないところがあり、特にラストが強引で主人公がストーカーばりに追いかけて強姦まがいにキスしてのハッピーエンド演出に残念の一言(また注意深く見返したら、評価も変わるかもしれませんが)。
それから、映画全体についてツッコミをさせてもらうと、美女4人のハーレム状態を想起させる宣伝をしておきながら、実質2人の女性としか恋愛関係になってない!! 長澤まさみ演じる松尾みゆきがメインヒロインで、麻生久美子演じるるみ子がサブヒロイン。あとの二人は、主人公を童貞だのやたらバカにする毒舌先輩社員(真木よう子)と、愚痴を聞いて励ましてくるガールズバー店員(仲里依紗)というモブキャラ。広告&パッケージ詐欺だよ(怒り心頭)
とりあえず、超ザックリ内容をいうと、
- 主人公がtwitter経由で趣味の合う松尾みゆきと知り合い、仲良くなる。
- さらに、主人公が、みゆきの友だち・るみ子とも仲良くなって、寝てしまう。
- 主人公が(罪悪感に耐え切れなかったのか)「るみ子とやった」と漏らし、みゆきブチギレ。
- やっぱりみゆきが好きな主人公は、るみ子から好かれるが「重い」「趣味が合わない」と拒絶。
- 以下、みゆきとの仲を戻そうと必死に頑張る主人公。
実際はもっとみゆきに同棲中の彼氏がいたりして複雑なのですが、こんな感じ。
う~ん、もし自分だったら、みゆきではなくるみ子を選んだと思う。というのも、作中で主人公は趣味が合わないことや重たいことを理由にるみ子を振り切ったが、恋愛していく中で趣味は合わせていったり妥協していくことも可能だと思うし、るみ子さんもそこまで重たいと言えないんじゃないかなと個人的には思った。主人公にとっては、みゆきとの趣味や息が合うことが遥かに上だったんだろうけど。
あとは、友だちのるみ子とセックスしたことを告白しちゃったのが格好悪いなって思うのと、ふつうはそういう形で壊れた関係は二度と戻らないと思う。もし自分が好きな相手の友だちとセックスしてしまったとしても、堅く口を閉ざすか、バレる恐れがあるならちゃんとした形で謝ります。まあ、そもそもとして友だちと寝てしまう時点で相当クズで、ここさえなければ何も問題はない。自分はこういうケースに陥ることが幸いにもないだろうし、考えても意味ないな~って結局は思ってしまいます。
他にも、長澤まさみが、胸元見せたり胸もまれたり、キスしまくりで、「すごい体張ってる」とか言っておきたいことは色々ありますが、他の人の意見と大して変わらないしクドクド書いても仕方ないと思うので、このあたりで。
*1:6/18(水)の話です。例会ではいつも映画の観賞をしているわけではなく、様々なことをしています。