新歓リレーブログ企画「あなたはなぜサークルクラッシュ同好会に入ったのか」が始まります

1,はじめに

こんばんは、サークルクラッシュ同好会で編集とかをやっている桐生あんずです。

12月のアドベントカレンダー企画の際は関係者の皆さま方、読んでいただいた方々、本当にありがとうございました。

番外編を合わせると30本以上の拗らせ自分語り記事が投稿され、普段関わっている人、企画を通して初めて知る人たちの自分語りを読むことができ企画者としても本当に楽しかったです。企画者の余裕が出てきたら、1本1本感想を述べる記事を投稿したいと思っているのでもう少しお待ちください。

この企画がありがたいことにそこそこ好評をいただいたので、続編的企画をやりたいなと思い、新歓に合わせて「あなたはなぜサークルクラッシュ同好会に入ったのか」というテーマで自分語りをするリレーブログ企画をやらせていただきます。

ということで、今回も桐生あんずがトップバッターを務めさせていただきます。今後どんどん文章力が高い人が登場してくるので恐れ多いのですが頑張っていきます。

敬語体は疲れるので今回も常体文で話します。

2,「なぜサークルクラッシュ同好会に入ったのか」

サークルクラッシュ同好会という存在を知ったのは大学1年の秋頃だった。

私が大学1年の頃から所属している「立命館大学メディア芸術研究会」というサークルとホリィ・センが交流があり*1文学フリマの委託先としてメディア芸術研究会に声をかけ、本を一緒に販売したようだった。

当時よく通っていたBOX(サークルの部室のようなもの)に足を運ぶと、サークルクラッシュ同好会の会誌2.5号が机の上に置いてあった。そこで私は初めて「サークルクラッシュ同好会」というサークルの存在を知った。

本を手に取って、最初のページにあったホリィ・セン著の「クラッシュサークル愛好会のあゆみ(前編)」という作品を読んでみた。

「この作品は筆者の主観に基づいたフィクションです。実在の人物や団体の出来事などとは一切関係がありません。」と書いてあったが、普通にホリィ・セン自身の恋愛にまつわるエッセー作品だと思って読んでいたと思う。

説明が長くなるのであまり詳細は述べないが、性的な用語や自分の恥ずかしいプライバシーに関わってくる話が展開されていて、「世に出回る本にこんな赤裸々な文章を書ける人がいるんだなあ…」とちょっと引いてしまったのが第一印象だった。

ちなみに、これを機に読み返してみたけれど、未来のサークルクラッシュ同好会について言及された会話もあって、今の状況と照らし合わせて考えてみると面白い。

そんな第一印象を持ちつつも、じわじわと気になってしまっていた。

なぜかというと、もうあまり覚えていない話だけれど、当時はある人間関係に悩んでおり人にもあまり言えない状況だったため、そのような「内に秘めた悩み」を誰かに話を聞いてほしい欲があったからである。

名前からして怪しいサークルでありちょっと敬遠してしまう自分がいる一方で、、真面目に恋愛や人間関係を研究しているサークルならば、入って話を聞いてもらえば何かしらの解決があると期待する自分がいたのだ。あと、なんだか異世界感あって面白そうだった。

そんな好奇心と期待が入り混じる中、Twitterサークルクラッシュ同好会とホリィ・センのアカウントをフォローして、DMを送ってみた。

その後、例会に参加しそのまま流れでグループLINEに入った。それが入るまでの顛末である。

また、「内に秘めた悩み」は解決できたかどうかというと結局すぐには解決しなかった。それでもホリィ・センや他の会員の方に話すことでなんとなく楽になっていった気がする。また、京大に所属しているような教養のある人々と関わることによって、自分の状況をメタ的に捉える手段としてよかったと思うし、所属する大学外で関われるコミュニティが一つあるだけでも交流の幅がかなり広がって楽しかった。

こう振り返ってみると、すごくあるあるな理由な感じがある。普段関わっている周囲の人には言いにくい悩みを打ち明けたり、交流できる場を求めて入る人ってそこそこいる気がします。実際にその役割を果たしているとは思うので入って正解だったかなあ。

3,サークルクラッシュ同好会に入ってからの話

入るまでの話が思ったより普通すぎたので、入ってからの話もちょっと書いておこうと思う。

気がついたら、サークルクラッシュ同好会に入ってから3年半ほどの時間が経過しており、その間にサークルクラッシュ同好会を中心としたコミュニティを通して様々な面白くて魅力的な人たちに出会えて現在進行形で刺激を与えられている気がする。入りたての頃は、頭良さそうな人たちがいっぱいいて馴染めるかなあと不安だったけれど、インターネットやプライベートで遊ぶ機会などでじわじわと素性や雰囲気を知っていった感じがあります。*2

また、入っているとなんとなく後ろ指をさされることが多そうで怖くて敬遠する人って多いと思う。実際大学1回生の頃とかはそんな感じはありました。「サークルクラッシュ同好会に入っています」と自己紹介をすると、ネタとして大受けしてくれる人もいれば「えっあのやばそうなところ…?」とちょっと引き気味に反応する人もいる。

だけどそれ以上に物作りもできて気楽に人と話せる居心地の良い場なので、別にいいかなあという気持ちでやっていっている。

また、ある時、「10年後あたりにこのコミュニティでやっていたことを黒歴史と考えるようになると思うよ」と言われたことがあるんだけど、確かにそうだろうなあと思う部分はあったりする。こういったインターネット活動をしている以上「デジタルタトゥー」として残ってしまうということなんだけど、まぁ今は考えないでおこう。10年後に頭を痛めていてもそれは10年後の私の役目なので。後は任せた、という気持ちで構えておきます。

 

そんな感じで大学生としてちょっと変わった青春が送れる場であることは確か(そんなこと言ったか?)なので、日常に刺激を求めている人、個人的な悩みを聞いてほしい人、他のサークルでしんどくなってきた人はサークルクラッシュ同好会に一度顔を出してみましょう。ちょっとした癒しと刺激が得られるはずです。

4月中は毎週月水金の18:15~から京都大学の中央食堂で新歓活動を行なっています。新入生の方も、そうではない方も是非遊びに来て下さい。

*1:おそらく関西のオタサーを集めて交流会を開くサブカル交流会で知り合ったと思われる。ホリィ・センは京大漫トロピーや京大声優同好会といったオタサーに所属していたので、その関係でサブカル交流会に参加したのだろう。

*2:と、言いつつもまだまだ素性がわからない人はたくさんいると思うので話しましょう。